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経験を“次のステージ”へ ─ 広がり続けるデザインキャリア

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こんにちは、ジーピーオンライン(@gpol_tw)採用チームの藤原です!

「これまで積み重ねてきた経験をベースに、新しい領域でデザインを手がけたい」そんな経験者デザイナーの声に応える環境が、ジーピーオンラインにはあります。
今回はアートディレクターのShiozakiさんに、入社後に取り組んだ新しい仕事や、これから広がるデザイン領域についてお話を聞きました。経験豊かなデザイナーの方がキャリアをどう伸ばしていけるか、具体的にイメージしていただける内容です。ぜひ最後までご覧ください。

STAFF
デジタルプロダクショングループ / アートディレクター

So Shiozaki

専門学校でグラフィックを専攻。卒業後はDTP制作会社で紙媒体のデザインに携わる。その後、コミュニケーション力を磨くために接客業を経験したのち、EC事業会社でデザインから商品開発、マネジメントまでを経験。その後、クライアントワーク中心のWeb制作会社に転職。
2021年にジーピーオンラインに入社し、現在はアートディレクターとして多様な案件を手がけ、チームリーダーとして人材の育成にも取り組んでいる。

「ここでなら」の理由 ─デザイナーの可能性を広げる現場

藤原:

まずはこれまでのご経歴からお聞かせいただけますか?

Shiozaki:

専門学校ではグラフィックを専攻し、新卒ではDTP会社に入社しました。雑誌広告やポスターなど、紙媒体を中心に制作していました。ただ、主にサイズ調整や印刷前のチェック業務が多く、表現の幅を広げたいと思うようになったんです。同時に、当時の自分には「人とのコミュニケーション」が課題としてありました。デザインの力を高めるには、相手の意図や感情を汲み取る力も必要だと感じ、あえて全く異なる業種であるバーテンダーにも挑戦しました。その後、EC事業会社ではWebサイトや商品開発に約6年間携わりました。デザインを「見せるもの」としてだけでなく「売れる仕組み」にどうつなげるかを考える経験ができ、マーケティング視点を持つようになったのは大きな学びでした。チームリーダーも経験し、メンバーをまとめる中で、個人の表現だけではなく、チーム全体で成果を出すことの難しさとやりがいも実感しました。さらにWeb制作会社でデザイナーの経験を経て、ジーピーオンラインに入社しました。

藤原:

すごく幅広いご経験ですね!そこからジーピーオンラインに転職された決め手は何でしたか?

Shiozaki:

いくつかありますが、特に“お客さまに寄り添う姿勢”に惹かれました。

入社したタイミングが、ちょうどコロナ禍で、ジーピーオンラインの制作実績やブログなどを読み込んで、「この会社はただ見た目をつくるだけじゃない。サイトの目的やユーザーのことを丁寧に考えている」という印象を持ったんです。記事を通して会社の雰囲気やアプローチが自分に合うと確信し、「ここでならキャリアをさらに豊かにできる」と思いました。

藤原:

そうだったんですね。ありがとうございます!

そういえば、Shiozakiさんは入社後すぐにアートディレクターに昇格されたのも印象的でした。

Shiozaki:

デザイナー時代から、自分で資料を作成したり、お客さまの前で説明したりしていました。その積極性を評価していただけたのだと思います。とても有難かったです。

藤原:

現在、アートディレクター兼リーダーとして活躍されていますが、得意分野や強みを教えてください。

Shiozaki:

強みは「スピード感」です。完璧を目指して出だしが重くなるより、まずは7〜8割のプロトタイプを素早くつくり、フィードバックを回しながら完成度を上げていきます。この進め方だと意思決定が早く手戻りも少ない。チームにも「いける」という見通しを共有できるので、安心して前に進めるのが僕の強みだと思います。

藤原:

確かに「まず形にしてから考える」ってすごく実務的で安心できますね。案件のジャンルではどんな分野が多いですか?

Shiozaki:

BtoBが中心で、次いで医療や学校など、生活に身近な分野の案件が多いですね。一方で、BtoCのブランディングに関わる案件は比較的少なく、今後はその領域にも積極的に取り組んでいきたいと考えています。

とはいえ、プロジェクトごとに適材適所でチームを組めるので、得意分野を活かしながら新しい領域にも挑戦しやすい環境です。

藤原:

そうした経験の幅や強みをチームで補い合えるのも、ジーピーオンラインの良さかもしれませんね。

リーダーとして意識していることはありますか?

Shiozaki:

「明確なフィードバック」と「相談相手になること」です。自分は前職まで先輩がいない環境で育ったので、「自分が先輩だったらどう接してほしいか」を常に意識しています。フラットでリスペクトし合えるチームだからこそ、お互いが気持ちよく働けるようにしたいですね。

また今後は、組織やチームにより貢献できる働き方についても模索していきたいと思っています。

経験を活かしながら広げられた仕事の幅

藤原:

入社後に広がったお仕事の幅について、具体的に教えていただけますか?

Shiozaki:

前職と比べて、お客さまとの関わりの深さが増しましたね。

単に打ち合わせに参加するだけでなく、一緒に取り組む流れが多く、制作だけでなく撮影にも同行して構図を考えるなど、現場でお客さまと共に作っていく機会が増えました。

具体的には、フォトディレクションです。以前はデザインだけで完結することが多かったのですが、今は撮影現場に同行し、構図や撮影内容を検討するところから携わっています。遠方に出張して撮影に立ち会うこともありますし、自分が関わった写真が最終成果物に反映されるとモチベーションが大きく変わります。撮影のある現場には全部行きたいくらいです!

藤原:

直接現場に立ち会えると、デザインの深みも増しそうですね。今までで印象に残っている案件はありますか?

Shiozaki:

子会社「アノテテ」の企業ロゴとWebサイト制作は、特に印象に残っています。社名の由来からコンセプトを固め、ロゴ開発からサイトまで一貫して担当しました。中でも、Webサイトのスプラッシュアニメーションを初めて手がけ、試行錯誤しながら形にできたことが大きな学びとなり、思い入れのある案件です。

また、ニトリのインターンシップサイト制作では、外部イラストレーターとの協業も経験しました。以前からSNSでずっとフォローしていたイラストレーターをプロジェクトメンバーに提案し、実際に協業することになりました。お打ち合わせから参加していただき、納品後も自主的にブラッシュアップしてくれる姿勢に感動しました。プロのイラストレーターと一緒に仕事をすることで、自分の視野も大きく広がりました。

子会社「アノテテ」のロゴができるまで

これから広がる「新しいデザイン領域」

藤原:

今後、ジーピーオンラインで関わっていける新しい領域はどんなところですか?

Shiozaki:

特に楽しみなのは、自社プロダクトの開発です。受託案件と違って、長期的に改善を重ねながら育てていくUI/UXデザインに関われる点が魅力です。

ジーピーオンラインには、今後“プロダクト開発・販売事業”をもう一つの柱として伸ばしていく戦略があり、企画段階から運用・グロースまで一貫して関われることに期待しています。サービス全体の成長やユーザー体験の変化を実感しながらデザインに関われるのは、とても貴重な経験になると感じています。

藤原:

確かに「育てるデザイン」というのは受託制作とは違う面白さがあるかもしれませんね。

Shiozaki:

はい。例えば、機能追加や仕様変更があったときも、見た目と使い勝手の両方を考えながら調整する必要があります。継続的に関わることで、「表現を丁寧に育てる」「使われ続けるデザインを考える」という視点をより深く身につけられると思います。

藤原:

プロダクトに長期的に関わることで、デザイナーとしての視野も広がりそうですね。マーケティングやデータ分析などにも接点が出てきそうです。

Shiozaki:

そうですね。ユーザーの反応を数値として確認できる点も大きいです。デザインが実際にどのように使われ、どんな行動につながったのかを把握できるので、次の改善に活かしやすいと思います。単なる「見た目づくり」にとどまらず、事業やサービスの成長を見据えたデザインに取り組めるのは楽しみですね。

藤原:

デザイナーとして仕事の幅が広がりますね。

チームとしてはその未来のデザイン領域にどう取り組んでいきたいですか?

Shiozaki:

まずは、ナレッジ共有をもっと活発にしていきたいです。UI/UX改善の事例を、定例のレビュー会で振り返り、学びを全員に還元する仕組みにします。加えて、自社プロダクトの設計など中長期のプロジェクトを通じて、若手デザイナーが実践で経験を積める場も増やしたい。さらに、外部クリエイターとの協業も拡大し、異なる視点や表現をどんどん取り入れていきたいですね。

Shiozakiさんが考えるキャリアとこれから

藤原:

今後、力を入れたいスキルやキャリアはありますか?

Shiozaki:

モーショングラフィックスにはずっと興味があります。以前、スプラッシュアニメーションを制作したことはありますが、まだまだ基礎段階です。このスキルを高めたい理由は、サイトデザインのクオリティを上げることはもちろん、お客さまへの提案の幅を広げられるからです。特に、サイトのイントロなどでメッセージを訴求する際、数秒で与える印象を大きく変えられる可能性があります。動画や動きのある表現を加えることで、デザインの伝わり方や体験の印象も大きく変わるため、この領域に貢献できるよう学んでいきたいですね。

あと、フォトディレクションにも力を入れたいです。サイトのコンセプトに合ったスタイリングや構図、照明などを指示できるようになりたいと思っています。実際に撮影に関わることで、サイト全体の魅力度を高められるだけでなく、現場でお客さまと直接コミュニケーションを取れるのも大きな魅力です。お客さまの考えや人柄を直に感じられることで、制作のモチベーションも高まりますし、現場で的確な指示を出すことで進行もスムーズに進められると考えています。

藤原:

ずばり!ジーピーオンラインで実現できそうですか?

Shiozaki:

実現できると思います!

ジーピーオンラインは受託のWeb制作だけでなく、自社プロダクトにも力を入れているので、UI/UXやプロダクトデザインなどWebデザイン以外の業務にも関わる機会があります。また、チーム内にも新しいツールや手法を試す空気があり、やってみたい領域があれば小さく始めて実績をつくる—その流れを応援してくれる環境です。だから、最初はWebデザイナーとして入っても、興味や強みに合わせてキャリアの幅を自然に広げていけると感じています。

藤原:

経験者としてキャリアの拡大を望んでいる方にとって、具体的にどんなステップが想像できますか?

Shiozaki:

入社後はまず、Webデザイナーとしての基盤を活かし、案件に深く関わっていただきます。次に、ビジュアル表現、フォトディレクションなど、これまでの経験を活かせる領域で成果を重ねます。

そこから、自社プロダクトのUI/UXやプロダクトデザインを担い、モーショングラフィックスなど新しい表現にも挑戦。将来的には、アートディレクターとしてプロジェクトを率いる役割や、会社全体の表現の方向性を打ち出すポジションまで視野が広がっていくと思います。

藤原:

最後に、これから応募を検討しているWebデザイナーの方にメッセージをお願いします!

Shiozaki:

ジーピーオンラインは、これまでの経験を活かしながら新しい領域に取り組める環境です。Webサイトだけでなく、紙媒体・企業やサービスのロゴ制作・フォトディレクションなど、多様な表現が可能ですし、「見せる」デザインだけでなく「使われ続ける・育てられる」デザインにも関われます。仲間や先輩との協業・フィードバック環境もしっかりありますので、安心してデザインに集中できる体制があります。

少しでもご興味があれば、まずは、お気軽にご応募ください!

Shiozakiさんのお話から、ジーピーオンラインでは「これまでの経験をベースにしながら、新しい領域に触れる機会」が豊富にあることを改めて感じました。撮影やモーショングラフィックス、自社プロダクト開発など、Webデザイナーとしてのキャリアを大きく広げられるフィールドが用意されています。

ジーピーオンラインでは、Shiozakiさんのように自分のキャリアを広げていきたいデザイナーの方をお待ちしています!この記事を通して少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひお気軽にご応募ください。皆さまからのご応募を心よりお待ちしています。

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