未経験でもWeb業界で活躍できる！わずか2年で成長を遂げたワケ

まずは、簡単に自己紹介をお願いできますか？

三浦です。現在、Webディレクターとして、幅広い企業のWebサイト制作を担当しています。休日は、キャンプやラフティングなどのアウトドアや旅行を楽しんでいます！

Webディレクターってどのようなお仕事ですか？

Webサイト制作における進行管理や企画提案が主な仕事です。ジーピーオンラインの制作チームとお客さまをつなぐ架け橋として、双方の要望や意見を調整しながらプロジェクトを推進していきます。単なるスケジュール管理に留まらず、デザインや機能面での提案を行い、お客さまのニーズに最適なソリューションを提供する役割も担います。提案内容は、社内に在籍するデザイナーやエンジニアと試行錯誤しながらつくりあげていきます。

関わる人が多い分、コミュニケーション力が重要になりそうですね。

そうですね。人と関わることが好きで、自発的に動ける方がWebディレクターに多い印象です。Webに興味があり、コミュニケーションを大切にできる方なら、未経験でも挑戦しやすい職種だと思います。

私は、Web業界に転職したばかりの頃、Webディレクターは長い業界経験を持つ人だけが挑戦できる職種だと思っていました。

私も最初は同じような印象を持っていました。テレビ局の番組ディレクターのように、毎日現場を駆け回る仕事だと思っていましたし、キャリアを積んだ人しかなれない、経験豊富な人が挑戦する職種だと思っていましたね。

業界経験がない方は、Webディレクターの仕事内容を誤解してしまいそうですね。実際に働いてみて、ギャップはありましたか？

ありましたね。ジーピーオンラインの場合、Webディレクターは、Web業界へ飛び込むのに最適なポジションで、未経験からスタートしている方が多いことに驚きました。それに、毎日現場を駆け回るようなイメージは実際にはなく（笑）、社内でパソコンと向き合いながら過ごす時間が大半です。社内外でのコミュニケーションが活発で、オンラインミーティングを活用することが増えました。外出はそれほど多くなく、お客さまとの打ち合わせや取材・撮影の同行が主なものとなります。

そうですね。元々対面での打ち合わせなどが多かったですが、最近は、コロナ禍を経てオンラインでのコミュニケーションが増えましたね。

はい。しかし、対面でのコミュニケーションは非常に貴重だと感じています。対面でしか得られない学びがあるため、積極的に取り入れるようにしています。直接お会いすることで、お客さまとより近い距離感を感じられるのが大きな魅力ですね。

未経験で入社して、まずはどのようなことから学び始めましたか？

ビジネスマナーですね（笑）。前職の接客業では個人のお客さまと直接やり取りすることしか経験がなかったので、オフィスワークはまったくの未経験でした。まずは、お客さまに送るビジネスメールの書き方から学び、最初はわからないことだらけでしたが、積極的に周りの先輩に声をかけ、質問しながら解決していきました。メンターの先輩をはじめ、どの先輩に聞いても快く教えてくださったので、安心して頼ることができましたね。

自分から「わからない」と発信するのは大事ですよね。

本当に大事だと思います。受け身でも先輩方が丁寧に指導してくださるので成長はできますが、成長スピードはゆっくりになります。早く成長したい場合は、自発的な行動が重要だと思いますね。

他に、どのような方法でスキルを身につけましたか？

まずは、メンター制度を活用して、先輩と二人三脚で進めました。また、未経験者向けの教育プログラムも用意されていて、それに沿って段階的に業務の幅を広げました。このプログラムは、入社初日から半年後まで段階的に構成されています。電話応対などのビジネス基礎からスタートし、最終的には主担当のディレクターとして実際の案件を進行させるまで、約半年かけてスキルを習得する内容になっています。

未経験者向けの教育インフラが整っているので、安心して日々の業務に取り組めそうですね。

そうですね。知識が増えるにつれて、できる業務がどんどん広がっていくので、やりがいを感じやすかったです。私は、職業訓練校でデザインやコーディングの基礎を学んだ状態で入社したので、教育プログラムの進捗も比較的早かったです。Webに興味があったり、独学でも少し知識がある方なら、プログラム内容をよりスムーズに吸収できると思います。また、社内では勉強会も活発におこなわれているので、未経験者が学べる環境が十分に整っていると感じています！現に、既存スタッフの半数以上が未経験で入社しており、教育プログラムを経て活躍しています。

入社後、初めて担当した案件はどのような内容でしたか？

某製薬会社さまのバナー制作を担当しました。限られたスペースの中で、メインコピーやサブコピー、商品写真をどのように配置すれば効果的か、試行錯誤しました。この案件で、デザインの基本的な考え方や、伝わりやすいビジュアル表現について深く学べたと思います。また、社内に在籍するアートディレクターからいただいたレビューが大変参考になり、実務を通じたリアルな学びの大切さも実感しました。

入社して2年が経過した現在では、どのような案件を担当するようになりましたか？直近で印象に残っている案件を教えてください。

最近では、大阪の新しい商業施設の公式サイト制作を主担当のディレクターとして担当しました。お客さまの新しい門出をWebサイト制作という形でお手伝いできて、大きなやりがいを感じました。お客さまとの打ち合わせやプロジェクトメンバーとの議論では、主導権を持って進める必要があり、時間内に結論を出すためのファシリテーション力を高めるきっかけになりました。
また、デザイン提案では苦労した場面もありましたが、その分デザインの知識を深めることができました。これらの経験は、今後の案件でも活かせると思いますし、成長を実感できた貴重な機会でしたね。

2年間での成長スピードが本当に素晴らしいですね！

ありがとうございます。ジーピーオンラインでは、年間100サイト以上のWebサイト制作を手掛けています。そのおかげで、入社以来さまざまな案件に携わることができました。多くの経験を積めたからこそ、成長につながっていると実感しています。

三浦さんにとって、Webディレクターのお仕事の魅力は何でしょうか？

お客さまと近い距離で仕事ができるので、直接「ありがとう」という感謝の言葉をいただけることがやりがいにつながっています。また、案件をチームで進めることで、メンバーと共に目標を達成した時の達成感は格別です。
さらに、さまざまな業界のWebサイト制作に携われるので、新しい知識を得る楽しさも大きいですね。働き方の面でも、土日祝が完全に休みなので、プライベートを充実させられるのも魅力です。接客業から転職したので、生活リズムが大きく変わった点も自分にとっては良かったです！

どのような人がWebディレクターのお仕事に向いていると思いますか？

マルチタスクが好きな人やコミュニケーションが得意な人が向いていると思います。ひとつのWebサイトを完成させるために、多くのタスクを同時進行で進める必要があるので、いろいろなことに挑戦したい人に適していると思います。
また、この仕事は多くの人と関わります。お客さまや社内に在籍するデザイナーやエンジニアたち、外部パートナーなどと連携しながら進めるので、積極的にコミュニケーションを取り、相手の立場や気持ちを理解しようとする姿勢が重要です。