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「一緒に悩んで、一緒に乗り越える」─ “共創”の原点にあるのは、飾らない“正直さ”

  • Webディレクター
  • プロデュースG
  • 中途

こんにちは、ジーピーオンライン(@gpol_tw)採用チームの藤原です!

今回ご紹介するのは、ジーピーオンラインでWebディレクターとして活躍する倉ヶ市さん。
テーマは「共創」、そしてその裏にあるもうひとつのキーワード「正直さ」です。

Web制作において「お客さまと共に創る」ことは、言うのは簡単ですが、実際にはとても繊細で難しいことです。求められるのは、技術や知識だけではなく、“人としてどう向き合えるか”という姿勢。

「わからないことは、わからないと言う」
「納得できないことは、ちゃんと伝える」

そんな当たり前だけど勇気のいることを、倉ヶ市さんは丁寧に実践しています。この記事では、彼が大切にしている“正直なディレクション”の姿勢と、その先にある“共創”について深掘りしていきます。

STAFF
プロデュースグループ / Webディレクター

倉ヶ市 哲也

大阪芸術大学を卒業。グラフィックデザイナーとしてキャリアを開始し、時代の変化に応じて独学でWebスキルを習得。前職で14年間、Web制作およびディレクション業務に深く関わった後、自身のさらなる成長と市場価値の確認を求めてジーピーオンラインに入社。

ディレクションの醍醐味は「一緒にやること」

藤原

今回は「共創」をテーマにお話を伺いたいと思っています。倉ヶ市さんは、お客さまと一緒に作っていくことに、ものすごく価値を感じている印象があります。

倉ヶ市

そうですね、振り返ってみると昔からその感覚はあったかもしれません。

30歳ぐらいの時に、デザインだけじゃなくて、お客さまの課題をヒアリングして、提案して、実行するというところまで任されるようになって。それまでは「作る人」だったのが、気づいたら「一緒に走る人」になっていました。

藤原

その“走り切った感覚”って、まさに共創ですよね。成果物だけじゃなくて、「この人と一緒にやった」という実感こそが、仕事のやりがいにつながっているように思います。

倉ヶ市

そう思います。仮に、限られた期間やリソースの中で、当初の課題すべてに対応しきれなかったとしても、一緒に悩んで、議論して、乗り越えた部分があるという体験には大きな価値があります。Webサイトは公開時点で完成ではなく、常に改善の余地があるものだからこそ、共に考え抜いたプロセス自体が信頼を築く礎になると感じています。次の信頼にもつながりますしね。

藤原

プロジェクトって、完成した時点がゴールではないですもんね。むしろ「ここから」がスタートだったり。

倉ヶ市

本当にそうです。「完成させること」より「一緒に進めること」に手応えがあるんですよね。

正直であることが、チームのはじまり

藤原

でもその「一緒に進める」って、簡単ではないですよね。お客さまに“共に創るチーム”だと実感してもらうには、どうしたらいいと思いますか?

倉ヶ市

僕はやっぱり「正直であること」だと思います。全部わかったフリをしないし、自分の意見があるならちゃんと伝える。仕事だからといって、お客さまに合わせすぎてしまうと、本当に良い関係性は築けないと思うんです。何を考えているのか、何に悩んでいるのかを、こちらからも率直に開示することが大切だと感じています。

藤原

その“正直さ”があってこそ、初めて本当の意味でチームになれるんですね。

倉ヶ市

はい。相手がお客さまであっても、フラットな対話が必要だと思っていて。最初はすれ違ったり、かみ合わなかったりすることもあるけど、時間をかけて本音でぶつかっていくうちに、信頼が芽生えていくんです。相手も「一緒に考えてくれるパートナー」としてこちらを見てくれるようになる気がしています。

藤原

一緒に悩みながら考えて、共に形にしていく関係性こそが、お客さまとの信頼関係をより強固にしていくんですね。

倉ヶ市

最初から完璧な提案をすることが目的ではなくて、一緒に良いものを作るためのスタート地点に立つことが重要です。だからこそ、60点のたたき台でもいいから出して、そこに相手の意見や感性を加えていく。その積み重ねが、本当の意味での“共創”につながっていくと思います。

藤原

正直であることって、勇気がいるけど、それを支えるのは「一緒によりよいものを作りたい」という純粋な気持ちなんですね。

倉ヶ市

そうですね。正直であることって、単なる自己開示じゃなくて、信頼を生むための“最初の一歩”だと思っています。

「正直さ」が支えられるチーム

藤原

ジーピーオンラインに入ってから、正直に向き合いやすくなったと感じることってありますか?

倉ヶ市

ありますね。前職では小規模な会社に勤めていて、リーダーの立場でもあったため、遠慮なく自分の考えを伝えても意見が返ってくることが少なく、結果的に周囲との温度差が生まれていたこともありました。

今は、プロデューサーやデザイナー、エンジニアなど、多様な専門性を持つメンバーがフラットに意見を交わし合えるチームに所属しています。自分の考えを率直に伝えても、「それも一理あるよね」「でも今回はこういう選択肢もあるかも」と、あくまで建設的に、かつ客観的な視点で応じてくれる仲間がいます。この安心感は、自分の考えを臆せず伝えるうえで非常に心強いです。

藤原

安心して自分を出せる環境があるってすごく大きいですね。

倉ヶ市

そうですね。正直であるためには、「正直でいてもいい」と思える空気が必要なんですよね。ジーピーオンラインにはそれを理解してくれる環境があると感じています。

それに、自分の意見がチーム内で一度しっかり咀嚼されて、それを元にさらに良い方向に議論が進んでいくんです。

意見を言ったことで誰かに否定されたり、変に競争的になったりしません。むしろ、「その視点、助かる!」と言ってもらえます。そういうチーム文化があるからこそ、自分も正直でいられるし、結果としてお客さまとのコミュニケーションにもそれが生きてくるんですよね。

“そのままの自分”でいられる場所

藤原

では最後に、ジーピーオンラインに興味をお持ちいただいている方へメッセージをお願いします。

倉ヶ市

ジーピーオンラインには、本当に多様な価値観を持った人がいます。そして、その多様さがちゃんと受け入れられる空気があります。「こういう人でいなきゃ」って無理をしなくていいし、自分の強みをそのまま活かせる職場です。

自分自身、最初は少し背伸びをしてしまった時期もありました。でも、時間が経つにつれて気づいたんです。取り繕うより、自分の素を出した方が、はるかにスムーズに仕事ができるし、信頼関係も築きやすい。無理に理想像を演じるより、等身大の自分でいるほうが、チームとしても良い結果を出せるんですよね。

僕も、仕事をする上で「自分が正しいと思うことを信じて行動する」ようにしていますが、それができるのは、周りの仲間が支えてくれているからです。だからこそ、これから仲間になる方にも「自分のままでいていい」と伝えたいです。

ジーピーオンラインは、そういう“そのままの自分”を大切にしてくれる会社だと思います。

ジーピーオンラインは、お客さまとの“共創”を何より大切にしています。その中心にあるのは、社員同士、お客さまとの間にある「正直でいられる関係性」です。

私たちは、飾らず、素直に、誠実に向き合える人を歓迎します。そして、そんなあなたの想いを受け止め、支えてくれる仲間がここにはいます。

優しさと思いやりにあふれる仲間とともに、自分らしく、長く、成長できる場所で一緒に働いてみませんか?

少しでもご興味をお持ちいただけた方は、ぜひお気軽にご応募ください!

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